北陸で10月に紅葉の見頃を迎える名所
北陸物語案内人の若井です。
立山黒部アルペンルートの立山室堂などではすでに紅葉が見頃に。一方で兼六園や養浩館庭園など、街なかの紅葉の見頃は11月中旬から12月上旬ともう少し先となります。
では10月はというと、標高1,000メートルくらいの山間部で見頃となるところがいろいろ。そんな中から、個人的におすすめのスポットを3カ所紹介します。
まずは、福井県から。イチオシは大野市の刈込池ですが、アプローチの道路は災害による通行止めが続いていますので、代わりに勝山市の「取立山」（標高1,307m）を紹介します。登山道が整備されて登りやすい山として人気で、途中には落差30メートルの大滝があり、山頂からは白山連峰の大パノラマが望め、変化に富んだ紅葉風景が楽しめます。
●ふくいドットコム：取立山
https://www.fuku-e.com/spot/detail_5296.html
石川県白山市と岐阜県白川村を結ぶ「白山白川郷ホワイトロード」では、最高地点の三方岩駐車場（1,450m）付近ではすでに色づき始めていますが、これから少しずつ麓へと紅葉の見頃が降りてきて、例年11月上旬まで沿道のどこかで楽しめます。写真は国見展望台（標高1,100m）で、例年10月中旬くらいが見頃。下記のWEBには紅葉情報も掲載中！
●白山白川郷ホワイトロード
富山県は黒部峡谷と迷いましたが、「称名滝」を紹介しましょう。４段になって落ちる滝は350mもあり、落差は日本一！ 色とりどりの紅葉に彩られるこれからの時期はひときわその迫力に圧倒されます。バス停や駐車場から30分ほど歩きますが、周囲の美しい紅葉を眺めながら歩けばあっという間。例年の見頃は10月下旬。下記のWEBには紅葉情報も掲載中！
●立山黒部アルペンルート
https://www.alpen-route.com/index.php
近年の夏の猛暑で紅葉の見頃が少しずつ遅くなっているとも言われています。お出かけの際は最新の情報をご確認ください。
