風薫るこの季節、ローカル線に乗って旅にしませんか?
北陸物語案内人の若井です。

新緑が眩しく、風が心地よく感じられる季節になりましたね。
散居村で知られる、砺波平野の美しい田園風景の中を走るJR城端線。
今年は山の雪は多かったためか、この時期にしては残雪も目立ちます。
城端線は高岡駅から北陸新幹線の新高岡駅を通り、城端駅までを結びます。
終点の城端駅では、絹織物で栄え、今も往時の佇まいを残す「越中の小京都」と呼ばれる町を散策できます。
「世界遺産バス」に乗り換えて、五箇山や白川郷へ向かったりもできます。
また、毎週土曜日(原則)には、観光列車の「ベル・モンターニュ・エ・メール」(愛称は「べるもんた」)も2往復運転されています。
城端線を走るのは、今となっては貴重となった昭和生まれのレトロな車両ばかりで、初めて乗っても、懐かしく感じる人が多いとハズです。
爽やかな新緑と田植えが済んだばかりの水田を眺めながら、のんびりとローカル線の旅を楽しんでみませんか?
2025.05.14