能登への思いをよせた一年

自然 フォトスポット 石川県 能登

北陸物語案内人の若井です。

2024年もまもなく過ぎようとしています。
今年は元日の能登半島地震、そして9月の奥能登豪雨と、能登半島が2つの大きな災害に見舞われました。
能登の復旧・復興は日々進んでいますが、その状況はほぼ日常を取り戻したところから、まだ日常とは程遠いというところまで、場所によって大きな差があります。

地震と豪雨のダブル被害を被った輪島市や能登町、珠洲市などでは、今も災害の爪痕が多く残っています。能登町や珠洲市などでは地震に加えて、津波の被害を受けたところも多く、ひしゃげた建物の鉄骨を見ると、津波の怖さを痛感します。そういった災害の爪痕を目の当たりにすることも、地震や水害の多い日本に住む私たちにとってはとても意義深いことだと、個人的には思っています。
「今は観光どころではないだろう」と、能登へ行きたい気持ちを抑えて自粛している皆さんも多いかと思いますが、節度をもって能登を訪れていただくことは、地元の多くの皆さんも、「前向きになれる」と歓迎してくれます。

道路状況は、一部が地元住民と緊急車両のみの通行となっている箇所もありますが、多くは復旧しています。「能登へ行きたい」と思っているみなさんは、無理のない範囲で、足を延ばしていただければと願っております。
ただし、のと里山海道をはじめ、道路は仮復旧のところも多く、積雪があると通行が困難になることも考えられます。車で能登へ帰省される予定の方も含め、どうぞお気をつけてお越しください。

なお、石川県の観光公式サイト「ほっと石川旅ねっと」では、今安心して観光に行けるスポットをデジタルマップで紹介していますので、ご参照ください。
https://platinumaps.jp/d/ishikawa

能登の観光情報は、引き続き、北陸物語でも発信していきたいと思います。
能登まで行けないと言う方は、引き続き、応援消費をしていただければありがたいです。

今年もお世話になりました。
みなさん、良いお年をお迎えください。

(写真は地震で大きく崩壊した見附島)

2024.12.30
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