能登半島豪雨災害につきまして
北陸物語案内人の若井です。
9月21日からの記録的な大雨で被害に遭われた皆様に心からお見舞いを申し上げます。
元日の地震で大変な被害に遭い、それから9カ月。
特に被害の大きかった奥能登地区でも、ようやく復興の兆しが見えてきて、地域にも少しずつ笑顔が戻りつつある中でのこの状況には、言葉を失うとともに、これ以上、被害が広がらないことをただただ祈るばかりです。
私ごとですが、20日に輪島に行く用事があり、その帰りに白米千枚田に行ってみました。
写真はその時の様子で、地震で崩れた田んぼの復旧も進み、今年は全体の1004枚のうち、120枚で作付けされたという、刈られたばかりの稲が、ハサ干しされていました。
近づくと稲穂の香りが漂い、着実に前へと進み始めたことに、少しホッとしつつ、そのたくましさに勇気をもらいました。
この千枚田を守る活動をされている「白米千枚田愛耕会」のXの投稿を見ると、豪雨で無惨に崩れてしまった田や斜面も多いようで、その無情さに、心が痛みます。
今は、心が折れてしまっている能登の方々も多いと思いますので、元気な私たちが、いろいろな形で元気を届けることが大事だと思っております。
まずは、これを読んでくだった皆さんと一緒に、能登への想いを改めて強くしていければと願っています。