越前和紙の里 ~昨年「越前和紙の里美術館」が新たに増えました~
福井県越前市新在家町には、越前和紙を紹介する施設が多数集約されています。
手軽に和紙作りを体験できる「パピルス館」。
本格的な紙漉き家屋で体験できる「卯立の工芸館」。
越前和紙の深い歴史を知ることができる「紙の文化博物館」。
越前和紙に関係した美術品を展示する「越前和紙の里美術館」。
そのほか、越前和紙の産地であるこの地域には、建造物としても貴重な「岡太神社・大瀧神社」が鎮座します。
『紙祖神川上御前』はこの地域の様子をずっと見守ってこられました。
さて「越前和紙の里美術館」は、2023年7月にオープンした新しい美術館です。
和紙産業に金融の面で関わってきた旧福井銀行岡本支店の建物を利用しています。
越前和紙に摺られた東山魁夷の作品ほか、随時企画展示を行っています。


館内は驚くほどぜいたくな鑑賞空間です。
区切られた空間に絵画が一点。
ソファーに座りながら真正面の作品と対峙して、作家の訴える世界をあれこれ想像してみたり、逆に無心になってみたり。各々の美術時間をゆっくりと過ごすことができますよ。
現在大河ドラマにちなみ、企画展「紫式部と源氏物語~和紙に輝く五十四帖展Ⅲ」開催中。


源氏物語図屏風は源氏物語の世界を煌びやかに描いた大作で、大河ドラマファンも必見です。
小さな美術館、個性的な美術館、とっておきの美術館がお好きな方、そして、源氏物語、大河ドラマがお好きな方、是非お立ち寄りください。
随所にもてなしの心遣いを感じる素敵な美術館です。
・越前和紙の里美術館
福井県越前市新在家町11-13
2024.09.04