錫(すず)製食器で冷たいデザートを味わう
富山県高岡市は鋳物(いもの)製造が盛んな町。
藩政期に鋳物師(いもじ)を招いて銅器製造を始めてから、
鋳物産業を基盤に “ものづくりの町”として発展してきました。
伝統産業を牽引するメーカー「能作」さんの “本社FACTORY SHOP”では、工場見学・体験教室・ショップ・カフェを併設していて、製造から完成までの工程や現代的な使い方を、子供から大人まで、見て触れて買って食して体験することができます。
エントランスの木型の陳列は必見ですが、今回はカフェで使われていた錫(すず)製食器の紹介を。

デザートの器はポケモンのモンスターボール。
熱伝導率が高い錫の中で、アイスとフルーツがキンキンに冷えていましたよ。シャキシャキと頬張れば、酷暑で疲れた体は涼やかに休まります。口が冷えたタイミングで、底から現れる苺のムースが優しいです。
冷たいものを一層冷たく。
涼菓や水ものを美味しくする錫製食器は、この季節の食卓に大活躍しそうです。
能作さんでは、小皿やぐい飲み、タンブラーやビアカップなど、さまざまなシーンを想定して、種類豊富な錫製食器が揃えられています。どれも趣向の凝らされたスタイリッシュなデザインです。これらに注げば、ビールも冷酒もお洒落に美味しくいただける!と想像は膨らむばかり。


この夏、錫製食器を新調してみてはいかがでしょう。カフェでいただいたおひやも冷たく美味しかったです。
・能作 https://www.nousaku.co.jp/
・工場見学等のご案内 https://www.nousaku.co.jp/factory/
2024.07.18