北陸物語facebook ~合掌造りのライトアップを見てきました!~

北陸物語案内人の若井です。

世界遺産に登録された五箇山の合掌造り集落は、「日本の原風景」とよく言われます。特にそれを強く感じることができるのが、夜の帳が下りる頃。

空に残光が残る中、家々の障子窓から灯りが漏もれ、むかし話の世界を彷彿させるような、郷愁を誘う光景が目の前に広がります。

普段、この時間帯に観光できるのは集落内に泊まった人に限られますが、年に数回だけ行われるライトアップ時には、21時まで観光することができます。ライトアップされた合掌造りの家々が暗がりに浮かび上がり、さらに印象的です。特に集落全体を見渡せる展望台からの眺めは絶景です。

少し前になりますが、稲刈りが終わった直後の9月のライトアップに行ってきました。

展望台にはたくさんのカメラマンがいて、夢中にシャッターを切っていました(写真1枚目)。しかし、なぜか暗くなる前にみなさん帰ってしまいました。実はここ、美しい星空も眺められるのに、もったいないなーと思います。

せっかくなので、みなさんにはその星空の写真もご覧いただきます。この時は天の川も見えていました(写真2枚目)。撮影目当てではないファミリーやカップルは、むしろとっぷりと日が暮れた時間帯の方が多くやってきて、星空とライトアップされた合掌造り集落の競演にうっとりしていました。

なお、展望台までの道は真っ暗ですので、足元を照らすものが必要です。

今年度の今後のライトアップの予定は、11月18日・19日と、2024年2月23日・24日です。

合掌造りのライトアップ、ぜひご覧ください。

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