北陸物語facebook ~暑い時に行きたくなる滝~

北陸物語案内人の若井です。

急流河川が多い北陸には、素晴らしい滝もたくさんあります。
落差日本一の称名滝(富山県立山町)と、白山白川郷ホワイトロードの途中にある姥ヶ滝(石川県白山市)とともに、北陸で「日本の滝百選」に選ばれているのが、今回紹介する「龍双ヶ滝」(りゅうそうがたき)です。

福井県池田町にあり、足羽川ダムの建設現場を抜け、さらに山奥へと進むと現れます。日本を代表する名瀑ですが、それなりに山の中にあるので、地元でも訪れたことがない人は意外と多いかもしれません。
落差約60m、ギザギザになった岩肌を流れ落ちる水が小さな水滴となって、ダイナミックというより、繊細で優美な滝です。
伝説ではこの滝には深い滝壺があり、そこに住む龍が滝を登ったとの古い言い伝えがあります。でも今、滝壺はなく、裸足になれば滝の直下まで歩いて行くこともできます。

滝に近づくと真夏でもひんやりとしていて、川の中に足を入れると冷たくて痛いほど。ここはとても涼しく、避暑に最適です。

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