北陸物語facebook ~佐渡に続くトキの放鳥候補地に能登半島が選定!~

北陸物語案内人の若井です。

たまに北陸にも飛来するトキ。国の特別天然記念物で、学名をニッポニア・ニッポンといい、本州では1970年に石川県穴水町で捕獲されたオスのトキ(能里と名付けられた)を最後に、しばらく野生絶滅していましたが、現在は人工繁殖に成功して、新潟県佐渡市で野生復帰が行われ、その鳥がたまに北陸にも遊びに来てくれます。

さて、8月4日に環境省は、佐渡市以外に石川県の能登半島と島根県の出雲市でも、放鳥を行うことを発表しました。ただ放てばいいというわけではもちろんなく、トキがしっかり定着して、繁殖できる条件をクリアしていなければなりません。野生復帰、定着は2035年頃を目指すということで、まだ少し先の話ではありますが、能登の空に野生のトキが普通に見られる日が来るのが待ち遠しいですね。
ちなみに、いしかわ動物園では自然に近い形でトキの姿を見ることができますので、待ちきれない方はぜひ!

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