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北陸物語案内人の若井です。

石川県かほく市の生まれで、日本を代表する哲学者となった西田幾多郎。
彼が京都大学の教授だった頃、毎朝、思案をめぐらせながら歩いた道が、後に「哲学の道」と呼ばれるようになりました。

かほく市の見晴らしのよい高台に立つ西田幾多郎記念哲学館は、世界的な建築家・安藤忠雄氏が設計しています。館内では、西田幾多郎に関する展示や古今東西の哲学にふれることができ、また「考えること」をテーマに設計された建物には、思索にふけりたくなるような空間が随所にあります。展望ラウンジからは日本海の沈む夕日や白山連峰のパノラマも眺めることができます。

日差しが強い日には、こういう屋内施設でのんびりするのもいいですね。

また、日没から21時30分まではライトアップも行っており、日中の暑さを避け、夜のお散歩もおすすめ。

(写真提供:石川県観光連盟)

2022.07.28
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