北陸物語facebook ~春の富山といえばチューリップ!~
北陸物語案内人の若井です。
チューリップは富山県入善町の特産品の一つ。
花の時期になると、畑には色とりどりのチューリップが咲き乱れて壮観です。
それをたくさんの人に見てもらおうと、道路沿いの畑でチューリップを育てているのが「にゅうぜんフラワーロード」。観賞しやすいように1箇所でまとめて栽培されていますが、目的はあくまでも球根栽培。チューリップは連作障害を起こしますので、毎年同じ場所では作れず、このイベントも毎年場所が変わります。
今年は園家山キャンプ場の東側約7.3ヘクタールに300万本のチューリップが咲き並ぶそうです。
イベントは昨日から始まったところですが、先日、ちょっとフライングして開催前の会場に行ってみましたら、すでにたくさんのチューリップが一面に咲いていました。背後には残雪の北アルプスが広がり、日本海がすぐ近くにあります。
「にゅうぜんフラワーロード」は4月下旬までで、期間中はさまざまなイベントも開催されます。入場無料、駐車場も無料です。詳しくは下記のサイトをご覧ください。
https://www.town.nyuzen.toyama.jp/flowerroad/index.html
ちなみに、キャンプ場がある園家山は、ウィキペディアによると、標高17メートルという富山県で最も標高の低い山なのだとか。しかし、その山頂には一等三角点も置かれています。富山県最低峰に登頂し、なかなか見る機会が少ない一等三角点を眺めるというレアな体験も合わせてどうぞ。
2021.04.11