北陸物語

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北陸旅行で買って帰りたい銘菓⑧「昭和九年」

北陸旅行で買って帰りたい銘菓 その8

北陸物語案内人の若井です。

めちゃ久しぶりのこのシリーズ、私の記憶が正しければ、おそらく今回がその8回目。
さて、石川県能美市にある御菓子處たなかで製造販売されている「昭和九年」という銘菓をご存知ですか?

「そもそも昭和9年って何の年?」って思われるかも知れません。
白山を源流に、日本海に注ぐ手取川は昔、暴れ川として知られていました。
しかし、大正から昭和初期の治水事業によって氾濫が収まり、洪水のことも忘れつつあった矢先の昭和9年に、手取川は再び氾濫を起こし、未曾有の被害を起こしました。

その災害のことを思い起こし、風化させないためにと願い、昭和61年から作られているのがこのお菓子です。
災害が起こった年をお菓子の名前にして、記憶を風化させないという発想には、ただただ感心します。
見た目は普通の最中ですが、大納言小豆の餡、カステラ、バタークリームがサンドされた和洋折衷のお菓子。甘さ控えめで、お茶やコーヒー、紅茶など、いろいろな飲みものに合います。老若男女さまざまな世代に受け入れられてもらえるおいしさなので、このお菓子を食べながら、世代を超えて災害のことを話題にする機会も多くなることでしょう。

昨今の自然災害の多さを考えると、それはとても重要なことだと思います。

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