北陸物語

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能登の海藻「つるも」

北陸物語案内人の若井です。

日本で初めて世界農業遺産に認定された能登では、さまざまな海藻を採って食する文化があります。
わかめや岩のり、もずくといった名物は言うに及ばず、他にもさまざまな種類が採れ、輪島の朝市では、見たことも聞いたこともない海藻が店先に所狭しと並んでいる風景がごく普通にあります。

ほとんどの海藻は採れる時期が限られていますが、乾燥させれば一年中食べられる保存食となり、古くから能登の暮らしを支えてきました。

写真は乾燥させたつるもです。シャキシャキとした歯ごたえと、ぬめりやクセのない食感は、海藻というより水菜などの野菜に近い感じがします。みそ汁の具にしたり、鍋やうどんに入れてもおいしいです。
つるもが採れるのは5月から7月ころですが、乾燥させて一年中食されます。年数が経ったものは、色落ちがしやすくなり、しっかり水で洗い流せば、無色透明になります。これを糸こんにゃくの代わりにして肉じゃがにすると絶品らしいのですが、残念ながら食べたことがありません。

つるもは奥能登ではおなじみの海藻ですが、他のエリアで流通することはほとんどありません。乾燥させたものは、道の駅などでも入手でき、使い方も簡単ですので、珍しいお土産としてぜひどうぞ。

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