北陸物語

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「石川県九谷焼美術館」で、伝統工芸の挑戦を観る

伝統工芸を暮らしにとり入れてみませんか?

古き良き文化を頑なに守るだけが伝統工芸ではありません。
最近では、その地に伝わる技法を生かし、あたらな表現を加えた現代の生活にマッチする作品も多くあります。

「伝統工芸の生き残りをかけた挑戦」ともいえるこのような取り組みは、大いに期待したいところですが、その作品を使う側、つまり私たちも、ただ、「カワイイ!」とか「オシャレ!」などと見た目だけで判断せず、その伝統工芸の背景となる歴史や、本来の姿、そして歴史に名を残す作家の作品などを実際に見ておくと、ご自分が気に入った作品への思いもさらに深まるハズです。
その背景を知るためには、現地に行って、作家や工房の方の話を聞いたり、その工芸にまつわる展示を行う博物館や美術館を訪ねるのが一番です。

石川県を代表する伝統工芸の一つ、「九谷焼」に関する展示を行う美術館や博物館は石川県内にいくつもあります。その一つであり、九谷焼専門という「石川県九谷焼美術館」に行ってきました。
九谷焼のルーツ「古九谷」の謎をはじめ、焼き物との出あいを印象づける凝った展示や、今昔の名品の数々を間近に眺められる館内は、焼き物や伝統工芸がお好きな方にぜひ訪れていただきたいところです。
美しい庭園を眺めながらくつろげる喫茶室や、現代作家の普段使いの作品を主に揃えるミュージアムショップもあります。

ちなみに、美術館から市役所方向へ歩いて数分のところにある「幸西」は、地元ではよく知られたおまんじゅう屋さん。人気は大判焼きで1個80円と安くておいしいです。アツアツを紙袋に入れて新聞紙で包んで渡されるところなど、昭和生まれにはたまりません(って九谷焼と美術館は関係のない落ちになってしまいました、笑)。

石川県九谷焼美術館
http://www.kutani-mus.jp

(写真と文:若井憲/北陸物語案内人・編集者)

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