北陸物語

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世界が注目する世界農業遺産「能登の里山里海」

北陸物語案内人の若井です。

「能登の里山里海」が、佐渡と一緒に世界農業遺産に先進国では初めて認定されてから5年が経ちました。
この5年間で、世界農業遺産(GIAHS)というものが世間にかなり浸透するようになり、能登を含めて認定地域は国内で8カ所に増えました。

能登は里海と里山の距離が近く、そこでは伝統的な暮らしが営まれてきました。世界農業遺産は「遺産」といっても、過去のものを後世に残していこうとするものではなく、これらを活用しつつ生きたものとして後世へ引き継いでいくようにするシステムを指します。

大規模化して単一品種を農薬や化学肥料に頼りながら栽培する現代農業では、環境への負荷が増えたり、もしも異常気象が起こった際に壊滅的な被害を受けたりするという問題があります。
生産性向上に効果がある現代農業も大切ですが、これだけに頼ることは大きなリスクを伴います。そこで、見直されるのが環境への負荷の低い、持続可能の伝統的な農業との併用です。
そのような農業や漁業、そして暮らしや文化など、人類の資産として後世に引き継いでいかないといけない宝がいっぱいあるのが能登の里山里海です。

5年前、能登の人たちは、自分たちのあたり前の暮らしが世界の宝であることを気づかされ、以来、意識が大きく変わったと言います。

能登の里山里海は4市5町という広域で取り組まれています。実はこれだけの数の市町が連携している世界農業遺産は世界でも大変珍しく、その点でも世界が注目しているそうです。

能登にお出かけの際は、有名な観光地だけをめぐって満足されず、途中の何気ない里山里海の風景を見入ったり、農家民宿などに泊まって暮らしを体験してみたりと、世界中が注目するお宝にもぜひ触れてみてはいかがでしょうか。

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