北陸物語

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福井鉄道「レトラム」で、ドイツへバーチャルトリップ

北陸観光、勝手に盛り上げ隊の齊藤です。
ドイツからやってきた路面電車に乗ってきました/福井市

昭和の高度成長期には、全国の地方都市のみならず、東京や大阪といった大都市でも見ることのできた路面電車。今ではその数も、たったの19ヵ所となってしまいました。

数少ない「路面電車現存の地」の一つが、この福井市。大正末期に開業した福井鉄道福武線の路線が福井市中心部の田原町駅~福井駅前駅~赤十字前駅を結び、さらにその路線が越前武生(越前市)まで伸びています。

そんな福井の路面電車に今年4月、新たな仲間が加わったということで乗ってきました。

仲間になったのは、土佐電鉄(高知県)からやってきた735形という2両編成の電車。もともとドイツのシュツットガルト市電として走っていた1965年製の車両で、レトロ+トラム(路面電車の意)の組み合わせから『レトラム』という愛称が公募でつけられています。

『レトラム』の運行区間は田原町~福井駅前間の約1.8km。毎週土・日と祝日の1日6往復というレアなダイヤなので、福井鉄道のウェブサイトで時刻表をしっかり調べてのぞんできました。

今どきの電車ではあまり見かけなくなった丸っこいデザインの電車に乗り込むと……現地の路線図が天井に貼られていたり、ドイツ語の単語辞典(?)が窓の上に並んでいたり、シュツットガルト市の市章が貼られていたり。ドイツビール片手に乗り込んだりしたら、現地へバーチャルトリップしてしまいそうです。

レトロな電車だけに一つ一つのパーツが珍しく、勢いに乗ってパシャパシャ写真を撮りまくり。車窓を楽しむのもそこそこに終点・福井駅前駅に到着、10分間の超ミニトリップが終了しました。写真はひととおり撮れたので、改めて車窓を楽しむ「『レトラム』の旅」を企画するとしましょう。

そういえば、もう一つ大切なお知らせが。

シュツットガルトは、北緯48度に位置する街(北海道の宗谷岬よりも、緯度的にはさらに北)なので、なんと!『レトラム』には冷房がついていません。運行期間は6月29日までで夏期は休み、秋期の運行は別途告知とのことなので、ご乗車を考えている方はどうぞご注意ください。






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