概要

北陸秋物語 No.75  伝統工芸、美食、歴史探訪…錦秋の北陸で、この時期ならではの心和む旅はいかがですか?日本の美は、北陸にあり。

武家屋敷や町家が並ぶ復原町並。当時の生活ぶりをうかがい知ることができます。中世都市遺跡博物館としては日本最大規模。体験しながら学べるコーナーも充実しています。朝倉館の会所や中庭などを原寸再現。朝倉氏お抱え絵師だった曽我派の障壁画も再現しています。遺跡内の平面復原地区の一部を再現した巨大ジオラマもあります。池をめぐらせた園内は、平安時代を思わせる優雅な雰囲気で、秋には紅葉も楽しめます。?0776-41-2330(朝倉氏遺跡保存協会)□所 福井県福井市城戸ノ内町28-37□時 見学自由(復原町並は9:00~17:00、入場は~16:30)□交 JR一乗谷駅から徒歩約30分/JR福井駅からバス約28分、「復原町並」下車※明智神社⇔復原町並間の無料シャトルバス運行(土日祝のみ)※自転車の貸し出しあり(無料、要預り金1,000円)□休 無休□料 復原町並入場330円詳しくは一乗谷朝倉氏遺跡検索?0776-41-7700 □所 福井県福井市安波賀中島町8-10□時 9:00~17:00(入館は~16:30)□交 JR一乗谷駅から徒歩約3分/JR福井駅からバス約24分、「朝倉博物館前」下車□休 月曜(特別展期間中は変更の場合あり)□料 入館700円(復原町並 共通券820円)詳しくは検索?0778-22-3012(越前市都市計画課)□所 福井県越前市東千福町369□時 入園自由□交 JR武生駅からバス約20分、「紫式部公園」下車/JR武生駅からレンタカーで約7分詳しくは紫式部公園検索?0776-73-7800 □所 福井県あわら市宮谷57-2-19□交 JR加賀温泉駅からレンタカーで約20分、JR芦原温泉駅からタクシーで約10分(土日祝は「あわらぐるっとタクシー」も利用可能)/JR細呂木駅から徒歩約30分□期 9月17日(土)~12月4日(日) □時 10:00~17:00(入場は~16:30)□休 月曜(祝日の場合は翌平日) □料 1,000円詳しくは発酵展 北陸検索①①②②④ ③■レンタカーのご用命は 駅レンタカー武生営業所 ?0778-22-7933■レンタカーのご用命は 駅レンタカー加賀温泉営業所 ?0761-24-4123【金津創作の森】FUKUI福井の美しい伝統に出合う福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館2022年10月1日オープン!いちじょうだにかな づ 今秋、一乗谷に新スポットが誕生。遺跡めぐりの新たな拠点として注目を集めています。一乗谷朝倉氏遺跡は、かつて5代100年あまりにわたり越前を支配した戦国大名・朝倉氏の城下町跡。昭和42年(1967)からの調査で町全体がほぼ完全な形で発掘されると、その歴史的価値の高さから特別史跡・特別名勝・重要文化財という全国でも数少ない国の三重指定を受けました。 新たにオープンする一乗谷朝倉氏遺跡博物館は、福井県産材をふんだんに使った温もりある空間。豊富な出土品や遺跡のジオラマなどを用いて当時の暮らしを紹介するほか、5代当主義景の居館の一部を原寸再現しており、一乗谷の文化水準の高さを体感することができます。さらに博物館建設中に見つかった石敷遺構の露出展示も見もの。館内で学んだ後は実際に遺跡に出かけ、歴史散歩を楽しみましょう。 一乗谷川に沿った谷あいに、1万人を超える人々が暮らした一乗谷朝倉氏遺跡。京都の文化人も訪れるなど栄華を誇りましたが、織田信長軍の焼き討ちで町は滅び、地中に埋没。遺跡には朝倉氏の館跡や庭園などの遺構、城下町を再現した復原町並といった多くの見どころがあります。①発酵の視点から各地域の魅力を再発見。期間中はトークイベントやワークショップも開催します。 ②発酵食をテーマにしたユニークな展覧会です。(①②の写真はいずれも過去の展示風景イメージ) ③自然の中で気軽にアートに親しめる金津創作の森。 ④森の中に個性豊かな作品が点在しています。①越前で過ごした日々が後の創作にも影響を与えたといわれています。 ②秋、公園中のムラサキシキブの実が鮮やかに色づきます。 約20ヘクタールもの広大な森の中で、さまざまなアート体験ができる金津創作の森。自然に溶け込むように野外作品が展示され、工房では多彩な創作体験でアートの魅力にふれることができます。この秋、メイン施設の美術館アートコアで開催される「発酵ツーリズムにっぽん/ほくりく」は、渋谷ヒカリエで約5万人を動員した話題の展覧会。初の巡回展が福井にやって来ます。発酵デザイナー・小倉ヒラク氏が全国で出合った発酵文化を紹介し、福井のサバのなれずしや石川のフグの卵巣糠漬け、富山のバタバタ茶など、ローカル発酵食を通じた旅の魅力も発信。食べて、買って、楽しめる展覧会です。全国&北陸の発酵食が大集合金津創作の森 発酵ツーリズムにっぽん /ほくりく 平安中期に書かれ、世界中で親しまれる長編『源氏物語』。その作者である紫式部は生涯で一度だけ、都を離れて暮らしたことがありました。それはかつて越前国府が置かれた地、現在の越前市。紫式部は国司として赴任した父とともにこの地を訪れ、1年あまりを過ごしました。こうした縁をもとに整備された紫式部公園には、池や寝殿造の釣殿、紫式部像などが設けられ、雅な趣を醸しています。公園に隣接する「紫ゆかりの館」では、紫式部の生涯や越前との関わりを展示や映像で紹介。2024年大河ドラマの主人公として注目を集める紫式部に心を寄せながら、越前を旅してみませんか。紫式部が暮らしたまち・越前紫式部公園一乗谷朝倉氏遺跡10月から越美北線でラッピング列車運行予定!戦国を想起させる黒色・金色・朱色のデザイン笏谷石カラーデザイン※10/1開館から当面の間、入館の事前予約が必要5 北陸 物語※写真・イラストは全てイメージです。※気候・自然条件等により記事・写真のような景色が見られない場合があります。 ※一部写真は2020年以前に撮影されたものです