概要

北陸秋物語 No.75  伝統工芸、美食、歴史探訪…錦秋の北陸で、この時期ならではの心和む旅はいかがですか?日本の美は、北陸にあり。

能登町小木地区で開催される小木袖キリコ祭り。日程は9月17日(土)・18日(日)。?0761-48-4235 □所 石川県小松市若杉町ア91□時 10:00~17:00(入館は~16:30)□交J R 小松駅からバス約19 分「、若杉中」下車、徒歩約2 分/JR小松駅からレンタカーで約10分□休 水曜(祝日の場合は翌平日) □料 入館300円【体験コース(体験料は入館料込、送料別途、要予約)】【金沢城公園】【五彩提灯回遊路】●ろくろ体験□時 ①10:30 ②11:30 ③12:30 ④13:30⑤14:30 ⑥15:30□料 3,300円~ ※小学生以上●手びねり体験□時 ①10:30 ②11:30 ③12:30 ④13:30⑤14:30 ⑥15:30□料 3,630円~●絵付け体験□時 ①10:30 ②12:00 ③13:30 ④15:00□料 2,750円+素地代(種類により異なる)詳しくは九谷セラミック・ラボラトリー検索?076-234-3800(金沢城・兼六園管理事務所)?076-225-1542(加賀百万石回遊ルート誘客推進実行委員会)□所 石川県金沢市丸の内1-1□時 夜間開園は日没~21:00□交 JR金沢駅からバス約12分、「兼六園下・金沢城」下車、徒歩約4分/鼠多門口へはJR金沢駅からバス約7分、「南町・尾山神社」下車、徒歩約5分□期 11月の土日夕方~夜間予定□料 入園無料詳しくは加賀百万石回遊ルート検索?076-225-1542(能登ふるさと博開催実行委員会)□所 石川県珠洲市・能登町・穴水町各所詳しくは能登ふるさと博検索①②■レンタカーのご用命は駅レンタカー小松営業所 ?0761-24-4833■レンタカーのご用命は駅レンタカー和倉温泉営業所 ?0767-62-1373▼提灯貸出場所/鼠多門口 ※数量限定・有料※開催日時等詳細は加賀百万石回遊ルートHPを ご覧ください。■能登半島で開催予定のキリコ祭りの最新情報は、 「能登ふるさと博」HPをご覧ください。輪島キリコ会館のHPはコチラ!→ご さい ちょう ちん 藩政時代の面影が色濃く残る城下町金沢。街の中心部にはかつて加賀藩の居城が置かれた金沢城公園や日本三名園のひとつ・兼六園があり、復元・整備された城郭建築や四季折々の自然美が見ものです。金沢城公園では毎日夜間開園とライトアップが行われ、風情ある夜景を楽しませてくれますが、秋は特別演出「五彩提灯回遊路」がひときわ幻想的。鼠多門(ねずみたもん)で提灯を受け取り、ライトアップされた園内をそぞろ歩きます。提灯はエリアによって色が変化し、三の丸広場では音と光の空間演出も。他の来園者の提灯がゆらめく光景も美しく、秋夜の思い出に深い余韻を残します。ISHIKAWA石川の歴史文化を訪ねて隈研吾氏設計!!陶石から九谷焼ができるまでを学ぶ屋上緑化が施された平屋建築が、周囲の景観と調和しています。 石川県を代表する色絵磁器・九谷焼。およそ360年という長い歴史の中で多彩な技法が編み出され、今なお進化を続ける焼き物です。九谷焼の原料となる花坂陶石は石川県小松市が産地。市内には陶石を加工する製土工場があり、九谷焼の歴史を支えてきました。採石場からほど近い「九谷セラミック・ラボラトリー」は九谷焼だけでなく、原料の陶石にもスポットを当てた複合施設。製土工場を併設しており、ガラス越しに陶石の粉砕工程などを見ることができます。花坂陶石から九谷焼ができるプロセスを学んだ後は、館内の体験工房で実際に作品づくりに挑戦してみましょう。きめ細かく粘りがある花坂陶石の手触りを感じながら、スタッフの手ほどきのもと碗や皿を制作。ろくろ、手びねり、絵付けの各コースがあり、世界でひとつの九谷焼を完成させます。斬新なデザインの建物は、新国立競技場を手がけた隈研吾氏の設計。優しい表情の土壁をはじめ、自然素材を生かした館内にはギャラリーも併設されています。①ギャラリーでは九谷焼作家の作品を展示。伝統技法を駆使した作品から、モダンな作品までさまざま。購入も可能です。 ②スタンパーとよばれる機械で陶石を粉砕。製土工場の稼働中は、こうした工程をガラス越しに見学できます。提灯の色は加賀五彩(藍・えんじ・黄土・草・古代紫)にちなんだ色に変化。三の丸広場では、五十間長屋を彩る幻想的な光の演出が行われます。九谷セラミック・ラボラトリー ─セラボクタニ─提灯の灯りとともに金沢城散歩五彩提灯回遊路 周囲を日本海に囲まれた能登半島は、地理的条件ゆえに独特の文化が守り継がれてきました。そのひとつが夏から秋にかけて能登各地で行われるキリコ祭り。キリコとは神輿の道中を照らす御神灯のことで、小さなものから巨大なものまで地域性豊かなキリコが各地で担ぎ出されます。能登固有の灯籠神事として日本遺産にも認定され、その熱狂的な光景は人々の心をとらえて離しません。秋は能登町の小木袖(おぎそで)キリコ祭りなどが催され、まちは年に一度の熱気に包まれます。また輪島市にある、通年でキリコ祭りの歴史や文化に触れられる「輪島キリコ会館」も人気です。能登の夜に熱狂の灯りが舞う能登キリコ祭り北陸 物語4