福井県

清浄な場で禅の心にふれる
湯めぐり&グルメめぐりを満喫
曹洞宗の大本山で、禅の修行道場として全国に名が知られる永平寺。道元禅師が寛元2年(1244)に開創して以来、「雲水」とよばれる修行僧が早朝から厳しい修行に勤しんでおり、境内は凛とした雰囲気に包まれています。その深い歴史を物語る境内には70を超える諸堂が存在し、そのうち19の建物が国の重要文化財に指定されており、見ごたえたっぷり。また禅に親しんでもらえるよう、坐禅をはじめとした修行体験も可能です。

氣比神宮(けひじんぐう)
日本三大木造鳥居の一つが現存
7柱のご祭神をまつる北陸道の総鎮守。市民に「けいさん」の愛称で親しまれる氣比神宮は、大宝2年(702)の建立と伝えられています。明治に官幣大社となりました。高さ約11mの大鳥居(重要文化財)は春日大社(奈良県)・厳島神社(広島県)と並ぶ日本三大木造鳥居の一つです。
元禄2年(1689)旧暦8月(現在の9月終わり頃)には松尾芭蕉が訪れ、境内には松尾芭蕉の像と句碑があります。月の光が照らす境内の美しさを読んでいる句もあり、日本百名月にも認定されています。