北陸物語facebook ~金沢のご当地グルメ「ハントンライス」~

北陸物語案内人の若井です。

先日、金沢カレーを紹介しましたが、金沢で忘れちゃいけないご当地グルメがもう一つ、ハントンライスです。
その不思議な名前は、ハンガリーのハンと、フランス語でマグロを意味するトンを合わせた造語なのだとか(諸説あり)。

ケチャップライスなどに薄焼き卵と魚などのフライをのせ、ケチャップとタルタルソースなどをかけたものが代表的ですが、店によっていろいろなスタイルがあります。

写真は金沢市片町にあるグリルオーツカのハントンライス。トマトの酸味がやや強いケッチャップライスとカリカリのフライが印象的で、誰にでも愛されるほっとするおいしさ。よくオムライスにフライが乗ったものと称されますが、実際に食べてみるとそんな簡単な形容では済まない、ハントンライスならではの奥深さを感じます。もともと洋食店のまかないとして50年くらい前に金沢で誕生したそうで、若者を中心にそれが次第に人気となり、金沢に限らず、県内の洋食店で提供されるものとなりました。最近ではテレビや雑誌などにもよく登場し、金沢のご当地グルメとして、ハントンライスはすっかり定着した感がありますね。

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