北陸物語facebook ~北陸の温泉④ 氷見温泉郷~
北陸物語案内人の若井です。
朝晩が寒く感じられるようになってきた今日このごろ、ますます恋しくなるのが温泉。
北陸の温泉を紹介するシリーズ。2周目行きます!
今回は富山県の氷見温泉郷です。
温泉郷と聞くと、旅館が建ち並ぶ温泉街をイメージされるかもしれませんが、ここはちょっと違います。富山湾沿いに旅館や民宿が点在していて、富山湾の眺めがいい旅館や、漁師町に溶け込むようにあって、アットホームなムードが人気の民宿など、さまざま。
温泉はナトリウム‐塩化物泉でしょっぱいのが特徴。湯冷めがしにくい温泉なので、これからの季節は特にいいですね。
そして氷見といえば、富山湾の新鮮な魚介。一般的には夏はとれる魚の種類が少なくなりますが、「天然の生け簀」と呼ばれる富山湾に面した氷見漁港には、四季折々、さまざまな種類の魚が水揚げされます。
中でも人気となるのが、寒ブリでしょうね。シーズンは例年ですと11月下旬〜2月上旬がピーク。一定の基準をクリアしたもののみが「ひみ寒ぶり」の名前を許されます。
もちろん、氷見温泉郷の旅館や民宿でも食べることができます。
寒ブリのシーズンはどこも賑わいますので、ゆっくりするなら、その前が狙い目かも。寒ブリ以外にも氷見のおいしい魚介はたくさんありますので。
氷見に行ったらぜひ眺めたいのが、この風景。
富山湾越しに3000メートル級の立山連峰が屏風のように屹立する様子は圧巻です。
立山が麓まですっぽりと雪に覆われた冬がもっとも美しいですが、冬の日本海側は晴れる日が少ないので、この風景狙いでしたら、むしろ寒ブリのシーズン前のほうが見られる確率は上がるかもしれないですね。
写真の手前にある島は、虻ガ島。氷見の市街地からは外れますが、氷見に行ったら、灘浦海岸と呼ぶこのあたりまでぜひ足を延ばしてください。
風光明媚な景色に癒やされます。
氷見温泉郷の詳細は下記の「きときとひみどっとこむ」をご覧ください。
https://www.kitokitohimi.com/site/stay/himionsen.html
いよいよ秋の旅行シーズンが到来。新型コロナウィルス感染症防止に対しては、旅行される皆さんにもいろいろご不便をおかけすることもありますが、しっかりと対策をとって、素敵な旅をお楽しみください。
*写真提供:氷見市観光協会