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石川県、富山県の冬の食「かぶら寿し」。挟む魚によって味わいが違う。

北陸物語案内人の若井です。

先週末は北陸各地の平地で初冠雪が記録されました。
いよいよ冬本番ですね。

寒くなるとシーズンを迎えるものの一つが「かぶら寿司」。
まるで庭に積もった淡雪のような麹が食欲を誘います。

甘くてクリーミーな麹に包まれた、シャキシャキした歯ごたえのかぶら(蕪)とブリ。三位一体となったおいしさは、かぶら寿司ならではのもの。

かぶら寿司は、金沢の名物として知られていますが、金沢だけでなく、石川県、富山県の各地で食べられています。
面白いのは挟む魚。金沢ではブリが主ですが、地域によってはサバやサケというのもあり、私はサケのは食べたことがありませんが、サバとブリとでは結構味わいが違い、しかも甲乙つけがたいおいしさだと思います。
またもうちょっとマニアックなことを言うと、使っている蕪の品種も地域や店によって違い、歯ごたえがいいもの、シャキシャキした食感がいいものなど、食べ比べるとその違いがよくわかります。

かぶら寿司は「魚の漬物」と聞いて尻込みされる方や、独特な香りで敬遠してしまう方など、「食わず嫌い」の方も多いと聞きますが、こんなおいしいものの味を知らないなんてもったいないなぁと思います。

かぶら寿司は麹菌が生きていますので、置いておくと発酵が進み、日々味が変わるのも面白いところ。しかし、気温が高いと発酵のスピードが速すぎておいしくならないそうで、だから冬だけの味覚なんですね。ちなみに、香りが苦手という方はなるべく早く食べた方がいいです。
麹は健康食品としても注目されていて、食べると体の中からきれいにしてくれます。

冬の北陸にいらしたら、お好きな方はもちろん、「ちょっと苦手」という方もぜひ召し上がっていただきたいです。

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