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勝山市と小松市を結ぶ国道416号線が開通。福井県立恐竜博物館と小松空港を結ぶ最短ルートに。

北陸物語案内人の若井です。

福井県勝山市と石川県小松市を結ぶ国道416号線が9月に開通したと聞き、走ってきました。
この国道の開通は両市にとって50年来の悲願だったそうです。
福井県立恐竜博物館と小松空港を結ぶ最短ルートにもなり、トリップアドバイザー「旅好きが選ぶ!博物館ランキング 2018」で4位にランクインした「日本自動車博物館」(小松市)と6位にランクインした「福井県立恐竜博物館」(勝山市)や、1301年前に白山を開山したとされる泰澄ゆかりの「那谷寺」(小松市)と「平泉寺白山神社」(勝山市)を結ぶ観光ルートとしても人気が出そうな道です。

トリップアドバイザー
「旅好きが選ぶ!博物館ランキング 2018」
https://tg.tripadvisor.jp/news/ranking/best-museums/

今回、勝山市から小松市へ走ってみました。福井県立恐竜博物館をすぐ右に眺めながら北上。片側1車線の道がのどかな田園地帯に続きますが、行く手には屏風のように立ちはだかる険しい山が見えてきます。「あまごの宿」のあたりから道は狭くなりますが、ゆっくりと走れば大丈夫。しばらく進むと、道の舗装が突然きれいになり、いよいよ今回の開通区間へ。
道幅は1.5車線ほど、つづら折りでくねくねと山を登っていきます。ただ、カーブミラーが「これでもか!」ってくらい林立し、ガードレールもしっかりありますので、とても走りやすいです。
途中、八反滝と書かれた看板があったので、寄ってみました。駐車場から歩いて5分ほど、落差約20メートルという滝の壁は2,000万年前にできたと言われる火山岩類で、黒い岩に白い滝が映え、なかなか迫力があります。周囲の山の紅葉もきれいです。

車に戻り、さらにくねくねと、ヘアピンカーブをいくつも曲がると標高916メートルの県境の峠につきます。峠付近からは今までたどってきた道やはるか彼方に勝山の市街地を望むことができます。

石川県小松市に入っても新しく開通した区間は走りやすく、道幅は狭いですが待避所がたくさんあるので、対向車とのすれ違いもそれほど苦労はなさそうです(福井県側にあれほどあったカーブミラーはなぜか激減していますが)。しかも、広葉樹林の中を走るため、間近に紅葉が眺められます。

と、ここまでは良いのですが、今回整備された区間を過ぎると、道幅は車1台分となり、待避所もぐっと少なくなります。昼なお暗い森の中でガードレールがない部分も結構あり、運転には慎重を期します。清流と並行しながら紅葉の森を進みますがわき見運転は厳禁です。対向車が来たらバックしないとすれ違うことができないところもあります。
国道ではありますが、山道運転をあまりしたことがない方や苦手な方にはおすすめできません。

ちなみに、福井新聞に出ていた記事によると、福井県立恐竜博物館と小松空港間の所要時間は、このルートより、石川県白山市の白峰を通る国道157号線の方がやや早く、さらに北陸自動車道から中部縦貫自動車道を通るルートの方がさらに早く着くそうです。

時間的なメリットはありませんが、石川県から勝山市や大野市方面へ出かけた時(もしくは反対に勝山や大野から石川県へ)、行きと帰りで違う道を走りたくて山道運転に慣れている方にはおすすめのドライブルートです。

なお、冬期間は通行止めとなりますのでご注意ください。


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