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北陸の夏 ここでしか作れない家族の思い出

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北陸の夏 ここでしか作れない家族の思い出

「北陸で過ごす夏はこんなに楽しい!」ここでは、それを実感した2組の家族の夏休みを追いかけてみましょう。
― 内容は現実に基づいたフィクションです(写真はすべてイメージです) ―


白山里主催の川遊びプログラム「清流と遊ぼうin瀬波」

子どもと一緒に童心に帰る“なつやすみ”【30代女性・千葉県在住・4人家族】

ゲームの世界をリアルに体験させたい

夏休みと聞くと、何年か前に流行ったゲームソフト「ぼくのなつやすみ」のシーンが頭をよぎります。昆虫採集、川で水遊びと魚釣り、洞窟探検、やんちゃな田舎の子どもたちと泥にまみれる日々…、ゲームの中で男の子の"なつやすみ"をバーチャル体験するうち、「自分の息子たちにもこんな夏休みを体験させたい!」と思うようになった私。「それは母親の妄想だよ」と夫は笑いますけど、あの世界には忘れてはいけない何かがたくさんあるような気がしてなりません。

家族で「夏休みにどこへ行く?」という話になって、今年こそは「最高の"なつやすみ"の思い出を子どもたちに!」と、母は一念発起したのです。

でも、"なつやすみ"らしい経験をさせたくても、そもそもそんな経験が少ない私たち夫婦ではどこに行けばいいのかさえ分かりません。そんな悩みをFacebook に書いたら、アウトドアに詳しい友達から、「エコツアーというものがあり、そのプログラムに参加するのがいい」ことと、「ちょっと遠いけど、石川県の『いしかわ自然学校』というのが子ども向けのプログラムが充実していておすすめ」とコメントをもらいました。

地元のインストラクターがサポートしてくれるから安心

石川県が運営するいしかわ自然学校のHPからプログラム集をダウンロードしたら、その数の多さにびっくり! しかも体験料金は手ごろなものが多く、川遊びを中心に探すと、石川県の南部、白山の山麓あたりが良さそう。その中のひとつ、研修交流館「白山里はくさんり」という施設が主催しているプログラムが気になって電話してみたら、川で泳いだり、魚を探したりできるそうで、もうぴったり! 残念ながらプログラムは開催日が決まっていて日程が合わず、また最初に予定していた8月上旬は、清流には「オロロ」という刺す虫が多いので、8月の後半にした方がいいというアドバイスに従って、遅めの夏休みにすることにしました。その代わり、白山里のインストラクターが、わが家だけのスペシャル川遊びプログラムを組んでくれることになりました。川遊びの後は温泉にも入れるそうです。夫から「妄想」と言われていた"わがやのなつやすみ"計画が、いよいよ現実味を帯びてきました。

かつて恐竜が闊歩かっぽしていた白山ろく

さらに調べると、白山の麓では恐竜の化石がたくさん見つかっているそうで、白山里のある石川県白山市や県境を挟んで隣接する福井県勝山市では化石発掘体験もできるそうです。

ちょっと待って! そういえば勝山って日本で唯一の恐竜博物館があるところでは!? 下の子は恐竜が大好きで、前にテレビでやっていたこの博物館を見て、「ココに行きたい!」ってダダをこねられたんです。「福井県じゃちょっと遠いからダメ!」って言い聞かせましたが、白山里から車を使えば1時間もかからないそう。これは偶然か? それとも運命か? 行くしかないですよね!

楽しみは無限大

白山里に泊まると真っ暗な中で山道を歩く「ナイトウォーク」ができるそうですが、星が好きな夫を喜ばせるため、福井県との県境近くの山の中腹にある白山セミナーハウス望岳苑に泊まることにしました。ここの存在も「いしかわ自然学校」のプログラムから知りました。宿には天体望遠鏡があり、思う存分、天体観測が楽しめるとのことです。

翌日、県境を越えて恐竜博物館へ行く前、「スキージャム勝山」(ここには温泉付きのリゾートホテルもあります)に寄ることにしました。季節はずれのスキー場では、パラグライダー、ツリークライミング、カヤック、マウンテンバイクでダウンヒルなど、都会じゃなかなかできないアクティビティーがラインナップされています。ほとんどがファミリーでも体験OKでしたが、ここは "なつやすみ"のセオリーどおり「お魚釣り」を申し込みました。

さて、実際に行ってみて、なんか子どもたちよりも大人の方が楽しんでしまいましたが、「来年もここに来たい!」という子どもたちの笑顔がすべてを物語っているような気がします。

福井県立恐竜博物館


恐竜骨格や大型復元ジオラマなど、迫力満点だ

恐竜に関する資料を展示した国内最大級の博物館です。銀色に光るドームの内部にある展示室は、「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」の3つのゾーンから構成され4,500㎡という広大な展示室では、40体もの恐竜骨格をはじめとして千数百もの標本の数々、大型復元ジオラマや映像などをご覧になることができます。子どもから大人まで楽しんで学習でき、また研究者も納得する学術的に裏付けされた展示を行っています。ミュージアムショップでは、恐竜に関するさまざまなグッズや、恐竜をはじめ貴重な化石や鉱物を買うこともできます。

いしかわ自然学校事務局 TEL:076-266-0881(県民エコステーション内)
白山市観光チャンネル TEL:076-273-4851(白山市観光情報センター)
石川県ふれあい昆虫館 TEL:076-272-3417 入館料 一般400円、小・中・高生200円
白山里 TEL:076-255-5998 川遊び体験プログラムは2時間コースで大人1,500円、子ども800円から。温泉入浴大人380円、子ども200円、1泊2食7,500円(3名以上)から。
望岳苑 TEL:076-259-2288 1泊2食(税込)大人11,550円、小人6,615円。12月~3月冬期休業。
勝山市観光ポータル TEL:0779-88-8117(勝山市観光政策課)
スキージャム勝山 TEL:0779-87-6109 お魚釣り1竿2時間まで500円
かつやま恐竜の森 TEL:0779-88-8777 恐竜化石発掘体験1人500円(予約制)

鉄道少年だった私が思い立った富山行き“なつやすみ”【40代男性・東京都在住・4人家族】

懐かしい電車に再会できる

先週、少し早めの夏休みがとれたので、家族を連れて1泊で富山県へ行って来ました。

「何で富山?」かといえば、私が子どもの頃、家の近くを走っていた西武鉄道の初代レッドアローが富山で第2の人生を送っていると聞いたから。確か「鉄仮面」という愛称で人気があり、久しぶりに会ってみたくなりました。

ネットでちょっと調べると富山県っていろいろな鉄道があって、なんだか楽しそう。子どもたちはこれで喜んでついて来るでしょうが、「今年の夏休みは涼しい北海道の高原で山ガール気分を味わいたい」と言っていた妻が問題…。

でも、富山には真夏でも雪が残る立山黒部アルペンルートがあることを思い出し、これで家族旅行の行き先は富山に決定することができました。

のどかな田園風景を駆け、アルペンルートの玄関口へ

JR富山駅で富山地方鉄道に乗り換えると、ホームに待っていたのは、運よく、懐かしい「初代レッドアロー」でした。心の中でガッツボーズをして、ひとりテンションが上がる私。「なんかこの電車、見覚えあるワ」という妻。子どもたち(娘と息子)は、2両編成の短い列車に感動したみたい。東京じゃ10両編成以上が当たり前ですからね。

でも、列車が走り出すと、それ以上の感動が待っていました。街中を抜けると窓に広がる田園風景や古びた駅舎、目前に迫り来る立山連峰の峰々など、初めて見る風景のはずなのになぜか懐かしく感じます。

終点・立山駅に着き、駅前にある立山砂防カルデラ博物館へ。この博物館の調査により、立山で日本初の氷河らしい氷体が発見されたそうです。

日本一尽くめの立山でテンションも上がる

立山駅からはいよいよ立山黒部アルペンルートに入ります。珍しい貨車を連結したケーブルカーと高原バスを乗り継いで、落差日本一の「称名滝しょうみょうだき」を眺めつつ到着した室堂は、標高2,450mの雲上の世界。ここは標高が日本一高い駅でもあります。インフォメーションカウンターでは山ガールのファッションでキメた女性が迎えてくれて、ふたたびテンションも急上昇!

目の前には伸びやかな草原と高山植物のお花畑、すぐ先に3,000m級の立山連峰が連なります。氷河もあるくらいですし、まるでスイスアルプスみたいです。

さっきまでいた下界は30度を超える真夏だったのに、ここでは気温は10度台で、そこかしこに雪が残っています。子どもたちは雪を触って大はしゃぎ。「ここにオフィスを移したら仕事がはかどるだろうなぁ」とつぶやく私、「夏の間はここに住みたい!」という妻。

トレッキングを楽しんだ後は、標高日本一の「みくりが池温泉」に浸かり、日本一高いリゾートホテル(値段じゃなくて標高ですよ)「ホテル立山」に泊まり、満天の星空に酔いしれ、夢のような一夜を過ごしました。

日本海で泳いでみたい

翌朝、ホテルのレストランで朝食をとっていたら、窓の外にライチョウが! 今日もたくさんいいことがありそうな予感がします。

今日は昨日登ってきたルートを下り、さらに日本海を見に氷見まで足を伸ばす予定です。でも、ホテルで見た雑誌に「ジップライン」というのが出ており、とても気になります。しかし本日は満員(要予約)ということで諦め、予定通り氷見を目指すことにしました。

近代的な高岡駅でJR氷見線に乗り換えます。ホームにはにぎにぎしくラッピングされた列車が待っています。「忍者ハットリくん」ですね。ハットリくんの作者、藤子不二雄Ⓐ氏は氷見市の出身だそうです。車内放送で沿線の名所をハットリくんが案内してくれるのには驚きました。

氷見線は電化されていないので「この列車はね、電車ではなく気動車なんだよ」と、豆知識を家族にぶってみましたが、「だから何?」って顔をされちゃいました(笑)。

雪遊びと海水浴が1日でできるところ

心地よいエンジン音が眠気を誘いますが、越中国分駅を過ぎると突然車窓いっぱいに海が広がり、一気に目が覚めます。昔ここの岩陰で義経、弁慶らが雨宿りをしたことから「雨晴海岸」というそうです。これほどすばらしい車窓は私の記憶にないですね。

終点、氷見駅のひとつ手前、島尾駅で下車。ここは、環境省の「快水浴場百選」に選ばれた島尾海水浴場があります。しかも駅前から歩いて2、3分で着きます!

天気が良かったので、ビーチからは昨日雪遊びをした立山連峰が一望できます。今朝まであそこにいたのかと思うと感慨深いです。それにしても一日で雪遊びと海水浴が楽しめる場所が日本にあるとは知りませんでした。北陸はスゴイところですね。

ジップラインアドベンチャー立山


風を切って気持ちいい

ジップラインとは、森の中に張ったワイヤーを、滑車を使って滑り降りる注目のアクティビティです。大自然の中を駆け抜ける爽快感と、目の前に広がる絶景が人気。徐々に難易度が上がる6つのコースを約90分で駆け抜けます。日常では決して味わえない感覚が体験できます。

  • 営業/4月下旬~11月中旬
    料金/大人3,300円、中高生2,800円 小学生2,300円
    (ともにゴンドラ乗車料込)、要予約。
    TEL:076-481-1633
    http://zip-tateyama.com/
富山地方鉄道 TEL:076-432-3456(テレホンセンター)
立山カルデラ砂防博物館 TEL:076-481-1160 観覧料 一般400円、大学生320円、高校生以下無料(SABO展示室は入館無料)
立山黒部アルペンルート TEL:076-432-2819
みくりが池温泉 TEL:076-463-1441 1泊2食(3名1室)9,920円~、入浴のみ600円、小人400円。
ホテル立山 TEL:076-463-3345 宿泊料金はHPをご覧ください。
氷見市観光協会 TEL:0766-74-5250

モデルコース例

  [A]福井・若狭~石川・加賀
2泊3日コース
[B]石川・能登~富山・立山
2泊3日コース
1日目 自然に大の字「あそぼーや」(カヤックツアー)
南越前ダイビングパーク(スノーケリング)
赤礁崎オートキャンプ場(アウトドアライフ)
ウォーターダッシュ(マリンスポーツ)
のとじま水族館(イルカふれあいビーチ)
カヌーあいらんど(カヤックスクール)
2日目 芝政ワールド(テーマパーク・プールなど)
越前松島水族館(魚と一緒に泳ごう!)
いしかわ動物園(ナイトズーで夜の動物見学)
富山市ファミリーパーク(ふれあい動物園)
立山山麓家族旅行村(キャンプ・スポーツ)
3日目 白山スーパー林道(滝を眺めながらドライブ)
石川県県民の森( 川遊びやハイキングなど)
JMB立山パラグライダースクール(タンデム飛行体験)

※各プログラムからお好きなものをお選びください


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